景観政策修正
Category : 京都市景観政策
本日付の京都新聞朝刊でデザイン規制の見直しに関する記事が掲載されていた。【ここから続き】
2007年01月24日京都新聞朝刊 1面京都市、新景観政策修正へ デザイン規制中心 一部緩和も
京都市は23日までに、建築物の高さ規制強化やデザイン基準を見直す新景観政策の素案を修正する方針を固めた。昨年11月に公表したが、「駐車場が確保できなくなる」などの意見が寄せられたため、敷地の植栽面積基準などデザイン規制を中心に部分的な見直しを進め、近く修正案を本案として正式に決定するとみられる。市は新景観政策の実現に向けて2月市議会に関連条例案の提案を目指しているが、議会与党からも異論が出ており、修正によって理解を求めていく構えだ。
古都・京都の保全を目的とする新景観政策は、中心区の「田の字地区」の高さ規制を45メートルから31メートルに引き下げるなど市域のほぼ全域で高さ規制を強めるほか、建築物のデザインや敷地の緑地率、屋外広告物の面積など基準を細かく定めている。
昨年11月の景観政策案の決定以降、市民意見を募ったところ、「狭い敷地では家が建たなくなる」「緑地規制が厳しく駐車場が確保できない」などの指摘が相次いだ。府宅地建物取引業協会や広告業界などは「規制強化で事業に影響が出る」と反発、与党市議からも「関連条例の提案は時期尚早」などの声が出ている。
このため、担当の都市計画局で修正を検討し、市域のほぼ全域の300平方メートル未満の敷地の場合は建築面積を除く敷地の30%、300平方メートル以上は50%と定めた植栽面積基準や、勾(こう)配屋根に設けた「軒の出60センチ以上、けらば(屋根の端)の出30センチ以上」とする規定を見直すことにした。また、美観を特に重視する「景観地区」内で、建築物の外壁を道路や公園など公共施設から90センチ離す基準も緩和する。
市幹部は「高さ規制強化など新景観政策の大枠はおおむね市民から賛同が得られた。ただ、さまざまな意見が寄せられている。見直すべきものは見直し、議会にも理解を得ていきたい」としている。
えとですね、
「圧倒的多数の市民は支持している。」ってのは、どうなったんですか?
極少数の反対している市民のために修正するんですか??
っで、案を修正する事で、元々描いていた50年後・100年後の景観は守られるんですか???
修正しても守られるのなら、最初から修正案出しておけば良いのに。結局50年後・100年後の景観に対する具体的なビジョンなんて何も無いとしか思えないな。
2007年01月24日京都新聞朝刊 3面新景観政策 京都市修正へ 実施優先し柔軟姿勢
業界など 予想越えた反発
京都市が新景観政策の修正に踏み切るのは、京都府宅地建物取引業協会などから出ている反発を押さえる狙いのほか、2月議会で提案する新政策実現のための関連条例を、スムーズに成立させたいという篠強い意向が背景にある。昨年11月に公表した新景観政策は「素案」とはいえ、景観破壊が進む京都の保全に向け「理想の策」として打ち出し、ほぼ本案として市民や市議会に理解を求めていく方針だった。
しかし、予想以上に業界などから反発が強く、専門業者から「家が建たない」などの声が寄せられた。緑地を増やす為の植栽面積基準も、敷地によって駐車場が確保できないケースが想定される。
京都らしい町並みを形成するための勾配屋根設置義務も、「けらばの出30センチ以上」などの規定によって、町家の保全がかえって難しくなる場合もある。建築物の外壁を道路から「90センチ離す」という規定も、狭い敷地だと家が建てられないケースも考えられる。
こうした指摘を踏まえた修正は「景観保全の理想」からやや遠ざかることになるが、より柔軟な姿勢を示すことで多くの市民から理解が得られる、と市は判断した。「規制の影響に十分に対応できず、条例提案は時期尚早」とする与党市議から賛同を得やすい環境が整うとみている。
市は高さ規制など新政策の「背景」を変えず、デザイン基準を部分修正した本案を近く公表するが、景観規制の各論は痛みを伴うだけに、なお、厳しい曲面や曲折も予想される。
反発に対応することや、与党市議から賛同を得やすいってのが柔軟な姿勢だとは思わないな。多くの市民から理解を得たいのなら、説明を尽くし議論する事こそが柔軟な姿勢じゃ無いの?一体どこを見て政治しているんだか。修正案、2月議会、建設消防委員会、きっちりチェックしないとね。2月議会で誰が可決するのか、しっかり見届けないとね。当然4月の市議会選挙で誰に投票するのか、大きな要素になるはず。市民から付託されているのに、市民の声を反映できない議員は辞めてもらうべきだよな。市民とのパートナーシップなんて綺麗な言葉ならべているのに、市民に対して十分な説明も行わない市長も辞めるべきだよな。自信のある政策なら、とことん説明し理解を求めるべきでしょ。
2007年01月24日京都新聞朝刊 3面マンション住民意見反映の場を 管理協が要望書
京都、滋賀のマンション管理組合でつくるNPO法人(特定非営利活動法人)「京滋マンション管理対策協議会」(事務局・京都市下京区)は23日、建築物の高さ規制などを強化する京都市の新景観政策に対し、マンション住民も参加した政策協議の場を設置するように求める要望書を市に提出した。
新景観政策に「基本的に賛同する」としたうえで、大地震でマンションが被災した場合、同じ高さで建て替える事ができず、入居できない住民が出てくると指摘。「憲法で保障された居住の権利がどのように担保されるか、景観政策では触れられていない」として、マンション住民の意見も反映できる協議の場が必要としている。
がんばってください!
提出された「声明・意見書」も大変わかりやすいです。
2007年01月24日京都新聞朝刊 3面村田京商会頭 早期導入に賛意 新景観政策「画期的試み」と評価
京都商工会議所の村田純一会頭は23日の定例記者会見で、京都市が導入を目指す新景観政策について「京都のまちを再びうつくしくする画期的な試み」と評価し、早期導入に賛成する考えを表明した。影響を受ける不動産業界や住民の一部は反対しているが、市が予定している2月定例市議会への関連議案提案を支持する意向を明らかにした。
新景観政策は、建築物の高さやデザイン、屋外広告などの規制を強化する内容。村田会頭は政策を提言した立場から「市議会で審議すれば詳細な中身が市民に伝わる。損する人も多少我慢してもらうことが市民合意になる」との見方を示し、「(規制逃れの)駆け込み建設が起きるため、決まれば(実施は)早い方がいい」と指摘した。
バカじゃねえの?
「市議会で審議すれば詳細な中身が市民に伝わる。」
議事録がアップされるの、早くて3ヵ月後。遅いと半年後でっせ。本会議はTV放送されても、委員会質疑は放送されないんでっせ。新聞が一部議員の発言を掲載する事はあっても、議事録掲載したことある?
その状態で、どうやって詳細な中身を知る事ができるの?「別室でのTV モニターによる傍聴すれば良い」って言うのなら、人数制限ある事はどうするの?別室に行けない病気の方、体が不自由な方はどうするの?商工会議所がスポンサーになって委員会質疑放送してくれるの?もっともらしい事言う前に、現状をちゃんと理解しろよ。ほんまバカじゃねえの?
「損する人も多少我慢してもらうことが市民合意になる」
だから多少ってどれだけよ!
行政が少しと思っている事が、市民にとっては大きな問題だから反対の声が出てるんだろ。大きな問題を我慢する事が市民合意か?金持ちだったらどうって事無い問題でも、金持ちで無ければ大きな問題だって事理解できないんだな。上から物言ってるだけだろ。政策を提言した立場で会見するなら、その立場から市民に説明し納得させてみろよ。ほんまバカじゃねえの?
- | 2007/01/24(水) 16:34:09 |
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