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よっぱ、酔っぱ。ただの酒飲みでよっぱなヲイラの戯言です。

経年劣化と絶縁性能

Category : PSE 法(電気用品安全法)

あんまりわかってないんで、どなたかレク希望。


【ここから続き】

とりあえず京都市消防局に経年劣化が原因の事故等について訊いてみた。 以下は回答の概要。

  • 経年劣化という言葉自体、現在正式なものでは無い。何故なら何年経てば経年とするのかすら決まっていない。
  • 事故・火災については被害が最少であった時、消防に通報されず消費者センターにだけ連絡される場合もある。又どちらにも通報・連絡されないケースもあると理解している。回答できるのは、あくまで消防(今回の場合は京都市消防局)に通報があったものだけになる。
  • 火災の場合、大概はメーカーすら判断できないほど損傷が酷い。出火元と判断できても、何が出火の原因であったのか、調査(メーカー等と協力して行っている)により原因を特定する事は非常に困難である。同時に原因が絶縁性能の劣化であると特定する事も非常に困難である。
  • 長期間の使用で潜在的なリスクが無いとは決して言えないが、長期間の使用だけと限定した場合のリスクは、経験から言えば数% (1% 〜 2%)程度と感じる。
  • 調査結果については、NITE(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)に情報提出しているのでそこで調べて頂きたい。NITE でも独自の調査を行っておられるが、週に10件以上が更新されていることからも理解頂けると思うが、全ての事故等を調査されているわけでは無い。
  • 注意喚起の意味で経年劣化という言葉を使用されているのなら、それは必要な事だと感じるが、もし事故の原因として経年劣化が多いとか、多数を占めるというようなニュアンスであれば、それは明らかに言い過ぎでは無いか。

っで、NITE(独立行政法人 製品評価技術基盤機構)さん。

TOP > データベース/一覧 > 生活安全分野「事故情報の検索」 で、事故情報が検索できるんだが、先ずは「事故原因区分の定義について」をチェック。

事故原因区分の定義について「事故原因区分表」で、「事故原因区分:製造後長期間経過したり、長期間の使用により性能が劣化したと考えられるもの」として経年劣化が C1 とされている

経年劣化って言葉の定義がどこを探しても見つからないので技術業務課に電凸。 以下は回答の概要。

  • 経年劣化の言葉の定義はありません。
  • 10年以上前に「10年経過したもので設計、製造上及び製品自体に問題が無く、通常想定される環境、方法で使用されていたもの」という内容の目安が決められたようですが、その制定理由については今現在は理解していません。
  • 「10年経過したもの」については、あくまで目安であり、何年から経年とするのかを議論する必要があるほど、事故原因を経年劣化と特定する事故は発生していないのが現状です。
  • また原因、事故原因の特定については有識者による第三者委員会で決定されています。

つまりだわさ、経年劣化が「製造後長期間経過したり、長期間の使用により性能が劣化したと考えられるもの」とは書かれているけど、長期間が何年からってのも決まっていないし、それ以上に経年劣化による事故の件数すら僅かって事。

では、経産省や審議委員会が「現時点では中古品の事故が頻発するリスクは顕在化していないものの、長期使用による潜在的事故リスクが中古市場の拡大に伴い増大してくると考えられ、中古品が有する潜在的なリスクの程度と中古品市場の実態に応じて、適切な安全確保が図られることが必要である。」としている長期使用による潜在的事故リスクってのは、どこから判断しているんだろうね。

技術業務課さんに「C1 で分類されているものって、本当に設計、製造上及び製品自体に問題が無く、通常想定される環境、方法で使用されていたものであって、長期間の使用により劣化した性能が原因と特定されているんですか?他の様々な要因が重なって起こった事故では無く、経年劣化が"原因"であると特定されているんですか?もしそうなら、同じ製品で同じ期間経っていれば同じ事故が起き得る可能性があるって事ですから、再発防止策が講じられていないのは、おかしいですよね。」と訊くと「おかしいかどうかで言えば、仰る通りおかしいです。でも正直なところわかりません。経年の定義については今後決められて行くのでは無いかと思っています。」と。

さらに突っ込んで「じゃあ定義が決まった時、これまでの事故情報について再検証し、場合によっては事故原因区分が変更される事もあるんですよね?」と訊くと「そこまではやらないと思います。」ってな事でした。

経年劣化って言葉の定義すら決まっていないのに、経年劣化による事故を未然に防止すると言われても何を防止するんだろう。

経年劣化はおろか、絶縁性能の劣化が原因で起こった事故がどれほどあるのかすらわかっていないのに、絶縁検査をせず販売する事によってどれほど事故が増えるんだろう。

検査をした場合、どこまでの安全・安心を担保できるんだろ。

経産省や審議会は、どこまでの安全・安心を担保しようと考えているんだろう。

全くわからないや。どなたか詳しいデータをお持ちの方おられますか?あるいは、「ここで閲覧できるよ」ってな情報でも構いません。レク宜しくです。

しかし「経年劣化」って便利な言葉だよな…。

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