Category : PSE 法(電気用品安全法)
昨日の吉井議員の質疑に関する記事が、しんぶん赤旗でアップされている。
【ここから続き】
しんぶん赤旗中古業者の実態把握 吉井議員に 経産相が被害対策約束
甘利明経済産業相は三十一日、中古品の販売規制をめぐる「PSE問題」で、廃業・失業するなど中古品販売業者が受けた被害の補償について、実態把握をしたうえで対応を検討すると約束しました。
消費生活用製品安全法(消安法)と、電気用品安全法(電安法)の一部改正案が審議された衆院経済産業委員会で、日本共産党の吉井英勝衆院議員の質問に答えたものです。
吉井議員は、経産省の製品安全担当審議官が今年七月に東京都内で開かれた中古品業者などとの「意見交換会」で、「ご迷惑をおかけした方に対して、償いの方法について検討させていただきたい」と発言したことを指摘。「立法、施行、運用の中で受けた被害への誠実な対応を」と求めました。
甘利経産相は「行政対応の適切さを欠いたぶん、次の行政に生かしていく」とのべ、被害の実態把握を行い、対応を検討していくことを表明しました。
中古品販売業者が受けた被害の補償について、実態把握をしたうえで対応を検討すると約束しました。
、甘利経産相は〜、被害の実態把握を行い、対応を検討していくことを表明しました
って言ったのか?
衆議院TV から文字起こししてみた。
吉井議員
PSE 騒動で多くの国民から批判が上がりました。迷走とまで呼ばれた二転三転の対応振りで、とりわけ中古品販売業者に大きな被害を及ぼしたわけですが、今年の7月17日に都内で開かれた「中古品の安全安心にむけた取組に関する意見交換会」と。ここで本庄審議官は「私どもやはり役所をあげて、今まで行った事について反省すべき点はきちんと反省していきたい。ご迷惑をおかけした皆様には何らかの形でそれをご迷惑をおかけした方に対して償いができるのであれば、喜んで償いの方法については検討させて頂きたいと思っておりますのでご理解を頂きたいと。」と発言されていますが、この考え方は変わりありませんね。
本庄審議官
お答え申し上げます。只今先生からご指摘がありましたのは、今年の7月から8月に全国で総計103回からになります中古品販売事業者の皆様との意見交換会。この7月17日に東京で開催されました意見交換会で私が申し上げた発言。私の記憶の限りでは一字一句同じところまでは覚えておりませんが、おおよそそのような事を個人的な考えとして申し上げた記憶がございます。
吉井議員
併せて伺っておきますが、「1999年の立法時の判断ミスと、昨年初めにおける判断ミスと二重の判断ミスという形で皆様にお詫び申し上げなければなりません」こういうふうに言っておられたんですが、重ねて確認しておきますが、立法時と本格施行時にミスと二重のミスをしてしまったという発言がありましたけど、これはこのとおりでいいですね。
本庄審議官
お答え申し上げます。平成11年度の法案の法律を作りました段階での判断ミスという言い方を申し上げたと記憶しておりますが、これは細かい事になりますけど法律を作る上で旧法から新法に切り替わる時の経過措置の期間を定めるに際して、新品と中古品というものがあって、その際の新品と中古品の区別について十分な配慮が為されなかったと意味で申し上げた次第でございます。
吉井議員
今確認させて頂きましたように、この7月17日に二つの事があったと思うんです。いくつもあったにしてもですね、私一つは中古品販売業を廃業した方も出ていますし、失業者も出ています。それから検査機器を買った業者の方もおられるんですね。色んな業者の方の打撃というのがあって深刻でした。本庄さんは償いの方法を考えるということを言っておられるんですが、これ一つ目のほうですが、先ずね私は大臣もこの点についてはですね、どういう形で償いをやっていくか、その方法については検討させて頂くって事ですが、私はあれだけねたくさんの被害者を生み出してしまってるんですから、やはりこれは大臣としても償いの方法を考えるという本庄審議官のお話もあり、私は大臣としても指示をして、どういうふうに取り組むかという事について、きちんとした検討をしていかれるという事が必要だと思うのですが、この点は大臣伺います。
甘利経産大臣
過去のどたばたした対応で中古品販売事業者の方々にご迷惑をおかけしたと、この反省を踏まえて今後のこの種の安全行政に関して、あるいはその体制をとっていくのに際して、中古品販売事業者の方々の意見をしっかりと織り込んでいくという事が大事だと思っております。つまりご迷惑をかけた事を反省をして、その反省を織り込んだ行政を推進していくという事が一番のお詫びだというふうに思っております。産構審の小委員会の中に2名代表者に入っていただきました。今後共そこの場での意見を大事にして、それから中古品を扱う皆様の意見にしっかり耳を傾けて、法律を作る、行政を行っていく等々の場面にしっかり反映させていきたいというふうに思っております。
吉井議員
これからの問題として反映していくのは当然だと思います。幹部に厳重注意をしたと、お叱りを与えると、これは当然かと思うのですけれども、問題はですね廃業に追い込まれた人とか、失業した人とか、其々の人の人生とか暮らしにかかわってきたものについてですね、それを一人一人被害を受けた方を一人一人についてきとんと見た上で無いとあれですけども、一人一人の具体的な被害についてどのような償いというものを考えるのか、償いの方法というものはどう考えたらいいのかというのは、今直ちに大臣もですねこここでこんな方法がありますと簡単に言える事じゃ無いかもしれませんが、やはり何らかの形で、この立法と施行とその中にあって法の運用の中で、現実に被害を受けた方については誠実にきちんとその償いの方法について検討していくという事は私はこれは大事だと思うんです。ただその検討すると言っても大臣が指示しないと現場が勝手に考え様無いと思うので、その点だけは大臣のほうでですね「償いの方法について検討しなさい」と、この事はやはりきちんと指示をして現実に被害を受けた方に対する誠実な対応というものをやるべきじゃ無いかと思うのです。大臣に伺います。
甘利経産大臣
私から償いという話はしておりませんが、私自身がこの経済産業政策にかかわる責任者として現状で思っている事は、行政対応の適切さを欠いた部分、その事によって迷惑をかけたと。それをしっかりある種の糧として次の行政にしっかり活かしていくという事が大事だというふうに思っております。そこで今後中古品を取り扱う方々の意見をしっかり受け止めて、その想いがきちんと織り込まれるような行政対応をしていくという事をしっかりと現状では行っていきたいと思っております。
吉井議員
私は次の行政に活かすというのは、その通りだと思うんです。しかし実際に行政対応によって迷惑を受けた方達が生まれている時にですね、本当に人生が変った人がいるわけですよね。その人達にどのように誠実な対応をきちんとやっていくかという事についてはですね、大臣も直ちに今ここでですね「こないしまっさ」とは簡単に言えないと思うんですよ。だからどういう形で償い等を考えていくかという事については、やはり大臣がきちんと検討するように指示をされて、検討の結果どうなるのかこれはわからないんです。わからないかもしれないです。しかし少なくとも「誠実な対応をするように考えなさい」と、その指示だけはされたほうが良いと思うのですがどうですか。
甘利経産大臣
実態の把握がまだ正確にできておりません。どういう被害を被られたのか、そして我々として中小企業政策、零細個人事業政策の中で、どういう対応が為され得るのか、いずれにしても実態を把握する事が先決だというふうに思っております。
吉井議員
とりあえずここでは実態を把握するというお話ですから、行政対応で迷惑をかけたという内容については実態を先ず把握して頂きたいと。で改めてですね、その上でどのように誠実に対応していくかという事については、伺いたいと思います。
「償いの方法について検討しなさい、誠実な対応をするように考えなさい」と指示するよう大臣に迫る吉井議員に対して甘利大臣は、「実態の把握がまだ正確にできておりません。〜実態を把握する事が先決だというふうに思っております。」としか答えて無いんだよな。だから吉井議員も「実態を先ず把握して頂きたい。その上で改めて伺いたい」と答えている。
決して対応の検討を約束もしていないし表明もしていない。いやあれは実質約束したんだ、表明したんだって赤旗編集部の理解なのかもしれないけど、折角の吉井議員の良い質疑に水を差すような記事は控えて欲しいよな。もしあの段階で甘利大臣が検討を表明する気があったのなら「私から償いという話はしておりません」や、本庄審議官の「個人的な考えとして申し上げた」なんて言葉は出てきていないだろうね。




