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よっぱ、酔っぱ。ただの酒飲みでよっぱなヲイラの戯言です。

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幽霊のようなサイト

Category : 歴史

野村興兒萩市長に物申す。


【ここから続き】

先のエントリーで少し触れたのだが、萩市議会6月定例会で萩ものがたりに関する宮内議員の質疑に対する野村興兒萩市長の答弁で呆れる発言があった。

自治体の長としては不適切極まりないものだと感じる。尚、下記引用は当該部分だけであるので、念のため前後の文脈も含めご確認頂きたい。

萩市議会 平成20年 6月定例会-06月10日-04号

◆24番(宮内欣二君)

~略~

一方民間の研究家の調べでは、木戸孝允関係文書、木戸孝允日記、こういうものの記述を調べ、それをもとに忠太郎は木戸孝允の妻松子の実家、木崎政太郎の長男と確認できる。このようにいっております。

それは木戸が書いた京都の槇村正直に宛てた手紙に、養子縁組の周旋を頼んだということや、木崎政太郎をその子を京都の土手町にある木戸邸に明治7年から住まわせて留守番役をさせていたということ。明治8年8月に養子縁組が決まったということや、翌明治9年3月21日にその報告を槇村にしている手紙などで示しています。

また、木戸松子や来原はる子の手紙、こういうものも示して、忠太郎が松子の甥だと、甥ではないかその可能性が非常に高いというふうに考証しています。

まさに一級の歴史資料に基づく論証であります。非常に真摯な検討であるということがその文面から伝わっています。

二人の示す資料のうち、どちらがより信頼できるか、このように問われたら私は明らかに後者だといいます。

~略~

◎市長(野村興兒君)

~略~

今恐らく宮内議員がこれに対する反論があるということでお話になっておられるのは、ホームページの恐らくオリオンという、名前も全く何も書いてないのですね。ホームページ上のひとつのサイトのことを今おっしゃったのだろうと思います。

~略~

ちょっともう少し時間をいただいてどちらがどうかという話し、これはなかなか一朝一夕に今おっしゃったオリオンと名乗られるその名なしのごんべえさんを今いろいろ言われております。コロコロ変わるのです。毎回ごとに。そういったことも少しよく御認識をいただきたいと思います。

~略~

◆24番(宮内欣二君)

~略~

まさに市長が出された同じ資料を使って考証しております。研究してるということですね。だからそういう議論をするのは当然必要だろうと思います。しかし、萩ものがたりでは断定なのです。ここに問題がある。断定しなければいいじゃないですか。史実としてはっきりしてないものを断定してこれが事実だとしたところに問題があるわけで、これは二つの説があって私はこれが有力だと思ってる、その根拠はこれですと書くのが本当だろうと私は思うのです。

~略~

◎市長(野村興兒君)

~略~

もう一つの今の木戸孝允の話は、今同じ木戸孝允の文書、今東大出版から出てるやつ。オリオンで今引用されてる、あなたがもう一つの理屈としてこれが正当だとおっしゃってるところは、その部分だけ痴情云々というところだけ削除してあるのですね。何でですか。だからそういうふうに非常に意図的な原資料を意図的に使われてる。だからその今おっしゃってるあの宮内議員がもう一方の議論としてよりどころとされてるインターネットの分ですね。オリオンという。

何も、だれそれとも住所も氏名も書かない、言われることはもっともらしいけど、かなり内容が変わっていく。そういった何か幽霊のようなサイトがあるのです。それを持ってしてこれは歴史的な事実云々という話を言われると、私どもとしてもやや、だけどなかなか面白いですね読んでみると、本当に面白い。

~略~

オリオンさんについて書かれた部分を抜粋してみる。

  • オリオンという、名前も全く何も書いてないのですね。ホームページ上のひとつのサイト
  • オリオンと名乗られるその名なしのごんべえさん
  • オリオンで今引用されてる、
  • 非常に意図的な原資料を意図的に使われてる。~インターネットの分ですね。オリオンという。
  • 何も、だれそれとも住所も氏名も書かない、言われることはもっともらしいけど、かなり内容が変わっていく。そういった何か幽霊のようなサイト

オリオンさんとは、以前ヲイラもお世話になった木戸孝允館管理者の日高オリオンさん。

どうも野村市長はサイト名が「オリオン」と勘違いしているようにも思える。「オリオン」というサイトの管理者が日高オリオンさんと。

しかしそれにしてもだ、サイト運営には住所・実名を公開するのが当然かのような発言はどうなんだろう。ネットでの匿名性については総務省もITmediaの取材で必要との見解を出している。又、総務省情報通信政策研究所が平成20年3月に公開した「インターネットと匿名性(PDF ファイル)」という資料の中でも、匿名性の中でユーザーが最も秘匿したいのは氏名としている。匿名についても固定的なハンドルと全くの匿名(固定・認知されていないもの)を分けている。

実際「木戸孝允」で検索すればGoogleでは約 88,000件中2番目、Yahooでも約471,000件中2番目にHIT する。共に1番目が Wikipedia である事から個人サイトではトップのサイトとなる。そこの管理人であるオリオンさんというハンドルは認知されていると考えても決しておかしくは無い。

野村市長いや萩市が「総務省の見解は間違っている。早急に正す必要がある。」との判断から「氏名住所を明らかにしていない限り信用するに足りない。」とするのであれば仕方ないが、そこまで深く考えているとは思え無い状況で、単に認識不足から先の発言になっているのであれば、行政・行政の長としては非常に恥ずかしい話だ。

きっとネットでの匿名性を、単純に氏名住所を公開していない事とだけ捉え、匿名による無責任な発言やそれによる事件と全て一まとめにしているんだろう。

しかしどんなに認識不足であるとしても匿名であることを以って「幽霊のようなサイト」との公の場での誹謗中傷は、どう考えても認める事はできない。それなら国内の多くのサイト・ブログは幽霊のようなものばかりになる。

第一実名であるのか匿名であるのか、誰がどうやって確認するのか?著名なライター、小説家等が所謂ペンネームで書いたものは、本名では無いとして同様に誹謗中傷するんだろうか。内部告発についても氏名住所が無ければ「信用できない幽霊みたいな情報」として何も調査しないのだろうか。

匿名であっても根拠史料を提示し、導かれた考えを書かれている場合もあるし、実名であっても信憑性の極めて低い考えをさも史実であるかのように断定して書かれている場合もある。

必要なのは実名・匿名、有名・無名、肩書きの有る無しでは無く、どれほどの根拠史料を基に出された見解であるかを公平に検証する事のはず。

100歩譲って言わんとせん事を理解できるとしても、それをそのまま発言するってのは公人としての資質を疑われても仕方が無い。宮内議員の質疑に対してなら「議員ご指摘の件につきましては、今後も調査が必要であると考えておりますので、是非議員からも参考になる史料・資料をご提出頂ければと思います。」ぐらいに答えておけば良い話。

自身の正当性を主張する武器が見つからないから、訳もわからずネットでの匿名性って部分で八つ当たりしているかのような答弁は、全く以ってレベルが低すぎる。こんな馬鹿な事を平気で発言しているから、真実はどうであるのかって部分に目を向ける事ができないのだろう。

萩市議会が市民から負託を受けた優秀な議員により構成されていると信じたい。行政のチェック機関として先の発言を公式に訂正させるべきだと思う。それができないのなら先の発言は萩市の公式見解と認める事にもなるので、全世界に恥を晒す事になり、結果萩市民の公益を損なう事にも成りかねない。

コメント

 野村市長のこの発言には私も驚いたと同時に、情けなく悲しくなりました。言うに事欠いてこんなことを言えば、野村市長自身の人間性が疑われるのに、ほんとうに萩市民として皆さんに恥ずかしい。言っていいことと悪いことの区別がつかないくらい、追い込まれたのは確かですね。人を肩書きでしか判断できないようでは、自治体の首長としては失格です。今後、市長らがどんな対応をするか注目しています。

夜明け

ご意見を拝見して胸がすきました。あけましておめでとうございます、
と、やっと素直に言える気分です。ありがとうございます。
私はオリオンさまとは長いお付き合いで、木戸公を通して肝胆相照らす仲(失礼)、それだけに「幽霊」扱いや、「ころころ変わる」など、まったく筋違いの誹謗中傷については心のそこから怒りを感じております。
この件に関してオリオンさまは、「一応足はついておりますけれど幽霊で結構、ただし萩を愛する幽霊ですよ」と言うような表現でさらりと受け流されました。しかし「ころころ変わる」と言うところではさすがに腹に据えかねる思いをお持ちだたようです。歴史研究家、著述者としては当然の怒りと思います。木戸孝允サイトのどこの何をさしてそんなことがいえるのかと思います。オリオンさまは終始一貫木戸公を心から敬慕し、顕彰しようと頑張っておられます。女性であると知っての暴言であれば、女性差別の視点からも無視できない問題であろうと考えます。
次に木戸孝允文書の「痴情」云々の問題です。市長はこの言葉を男女間の問題、色情と早とちりしたらしく、その言葉が削除されているのが「意図的」とか言って、その文書を得意満面に振りかざして市議会と言う公の場で答弁をしました。私はまったく呆れかえりました。これは当時の謙譲語であり、息子を愚息、妻を愚妻などというのと同じ、自分の気持ちを「痴情」と表したものです。そういう意味で木戸公はいささか謙譲の美徳を発揮されすぎる傾向があります。(妹治子さんを「醜悪なる拙妹」といったり。)この件に関してはあまりにも萩市のトップとして浅学に過ぎると思い、広報課長に対して「市長に助言してください、市民として恥ずかしいよ」と申し入れました。課長は「それは何で調べられましたか」と言うので、「そんなの考古学の常識でしょうが」といったのです。こんなことも知らないでよく歴史が、古語が語れると思います。
これは市長が一坂氏の説を丸呑みした結果起こったことで、一坂氏が
いかにオリオンさまを敵視しているかの現われですね。そして自ら墓穴を掘りつつあるように思われてなりません。

夜明けの空にかがやく三ツ星オリオン。夜明け前は最も暗いといいます。しかし今や曙光も見えてまいりました。今後とも力を合わせて真実の探求に頑張ってまいりましょう。

みやきん さん wrote
> ほんとうに萩市民として皆さんに恥ずかしい。

そう思います。
政治の話になっちゃいますが、二元代表制であることから市民はそんな市長に負託したのかどうか考えるべきですし、チェック機関としての議会はどうするのか?って問題だと思います。

議会の勢力がどんな状況なのか理解していませんが、公の場で市長が1民間人を誹謗中傷した事を、市民から負託を受けた議員としてどう対応するのかは与野党云々の問題では無いでしょう。

> 今後、市長らがどんな対応をするか注目しています。

野村市長が謝る勇気を持ち得ているのなら、訂正し謝罪すべきですね。
動きがあれば又教えてください。

----------------------------------------

やまなみ さん wrote
> 「幽霊」扱いや、「ころころ変わる」など、まったく筋違いの誹謗中傷については心のそこから怒りを感じております。
> 木戸孝允サイトのどこの何をさしてそんなことがいえるのかと思います。

確かに。
市長の感想であったとしても、具体的に示すべきです。

> 次に木戸孝允文書の「痴情」云々の問題です。

「痴情」については、やまなみさん、オリオンさん、みやきんさんの説明を拝読しました。仰るとおりだと思います。
「痴情」という単語だけでミネの子であるとするには、非常に無理がある。

「寺田屋関係資料9種と若干のコメント(http://yoppa.blog2.fc2.com/blog-entry-546.html)」で伊東宗裕歴史調査担当課長は、「遺址」「遺蹟」という言葉の意味・違いの調べ方を書かれています。漢文で用いられているのなら古典中国語の辞書で調べるべきとし、代表である中華人民共和国の『漢語大詞典』で意味を調べておられます。

つまりは、用い方・時代・文化等が異なる場合、その意味は変ってしまう恐れがあるという意味です。

同様に「痴情」という単語について市長が言及されるのであれば、時代考証や「痴情」という言葉の使われ方も広く調べる必要があり、市長の認識だけで言葉を判断し結論に結びつける事は大変危険だと感じます。

> これは市長が一坂氏の説を丸呑みした結果起こったことで、一坂氏がいかにオリオンさまを敵視しているかの現われですね。そして自ら墓穴を掘りつつあるように思われてなりません。

一坂氏がオリオンさんを敵視されているのかどうかは、ヲイラでは判断できませんが、少なくとも定例会の時点で市長は一坂氏の説が正当なものと判断し擁護されていた。それに反する説を否定するだけの歴史的な知識・材料はお持ちで無かったため、オリオンさんという民間人が信用できないと反論するしか無かった。その際「あらためて調査・検証する」に留めれば良い事を、訳のわからない誹謗中傷、ヲイラからすれば八つ当たりの域を越えない発言をされたと理解しています。

歴史問題(萩ものがたり)を一緒にしてしまうと非常にややこしくなってしまう恐れがあるのですが、単純に市長が公の場で1民間人を誹謗中傷したという事実自体が許されるものでは無いと感じます。又その誹謗中傷が勘違いや認識不足によるものであるのですから訂正し謝罪すべきです。その上で再度歴史問題について議論されるべきだと。

  • 2009/01/03(土) 15:21:37 |
  • URL |
  • naka #upkHALyQ
  • [ 編集 ]

野村市長さん

はじめまして。
野村氏はまだ市長をしてたんですね。

何年か前に会津や東北との和解に乗り出そうとした人として印象があったので…。残念と言うか当然というか和解は未だ成っていませんが(本当の意味の「和解」はおそらく無理だと思います)。

直接関係ある話題ではなくて申し訳ないです。

  • 2012/08/31(金) 15:12:05 |
  • URL |
  • 一年KARAS組 #dvWi9Nlo
  • [ 編集 ]

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