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よっぱ、酔っぱ。ただの酒飲みでよっぱなヲイラの戯言です。

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行政が発信する歴史的見解。

Category : 歴史

ちょいと探し物してる際、興味深い議事録を目にした。


【ここから続き】

議事録にある橋村芳和は伏見区選出3期目の自民党市会議員。永井久美子は京都市産業観光局観光部長。

京都市会会議録

平成20年 11月 普通決算特別委員会第1分科会(第5回)-11月28日-05号

委員(橋村芳和)

特に伏見に関しましては,一つの目玉が酒蔵であったりとか,十石舟というのがあるんですけども。寺田屋も大きな観光資源なんですけど,特に今年は,寺田屋自体がいったん燃えたやつやということで,週刊誌も載り,大変厳しく判定をしていけば事実関係と違うやないかという形の指摘があって,平成の寺田屋騒動が発生したんですけど。

それに関連して,幾つかのそうした建物であるとか旅館なりとかが史跡やと言うてるけど違うやないかという,ちょっと事実関係での議論がされておりますし,そやけど,京都の歴史は,厳密に歴史に判定してしもうたらかなり厳しい,伝説とか神話とか人物とかにまつわるという燃えた場所が幾つもあったりとかある中での一つの物語のまちですのでね。そやけど,寺田屋の場合は色々と変遷があって発生しておるんですけども。

こういったことについても,やっぱり京都市がき然と一定の考えを持って臨んでいかんことには,同じように思われてしもうたりとか,まだもっとあるんやないかとなってしまうと,やはりイメージを損ないますので。それについて何か文化市民局なりとまた連携をしながら取り組んでおられるんでしょうか。

観光部長(永井久美子)

この間の寺田屋の件につきましては私ども色々勉強しまして,思いましたのは,歴史的事実についてはやはり検証できない場合があったり,諸説があったり,同じような文献によりましても,研究者等によりまして御意見が違いましたり,様々でございます。このようなものにつきましては,歴史的見解につきましては研究者の研究等によって認識が深まっていくものだなという風に思っております。

ただ,それをお客様に御紹介される場合は,やはりその所有者が責任を持って御説明されるべきものだという風に思っております。例えば旅館で偉人が古い昔に泊まった,こういうものを残してくれたと。それは家に代々伝わっているものでございまして,それを私どもが真偽について検証するべきようなものではないと思います。それは持っておられる方が大切にされて,そのことをしっかりとお客様に伝えていかれるべきものだという風に思っております。ただ,その歴史的な検証について私どもに御相談があった場合は,歴史資料館等と一緒になって御支援をして参りたいという風に思っております。

パーツは正論なんだけど、その境目にあるグレーな部分をどうするのか?ってのが問題なんだよな。歴史的見解を民が発信する事に行政が介入する事は無理だろうし、第一そんな権限も無い。検証について相談があれば乗るよってのは、大変親切だと思うけど。

じゃあ相談が無い状態で、民が主張する歴史的見解を行政が情報発信する事はどうなんだ?って部分が抜け落ちている。出された資料をそのまま右から左では、行政として責任を負っているとは言えない。では出された資料を毎回検証するのか?と言えば、これも難しいと思う。もちろんそうであるなら素晴らしいとは思うけど。

長州を支えた勤皇芸者」でも書いたけど、行政が歴史検証を行うって事は責任が非常に重いと感じる。出した情報・結果については行政のお墨付きとして広まるのだから。

では現在の京都市観光文化情報システムはどうなのかと言えば、幾松に関しては以前よりひどくなっている。

京都市観光文化情報システム

幾松

維新の三傑の一人である桂小五郎(のちの木戸孝允)と三本木の芸姑幾松(のちの松子夫人)の寓居跡です。

こんな文章がどうどうと掲載されている。経緯はどうであれ、京都市が発信しているページなんだから京都市の歴史的見解。一体どうやって桂小五郎・幾松の寓居跡と断定されたのだろう?歴史資料館等と一緒になって検証されたどでも言うのだろうか? 民・所有者に対しては「お客様に御紹介される場合は,やはりその所有者が責任を持って御説明されるべきものだという風に思っております。」って事のようだけど、では京都市民・観光客に対して行政が責任を持って説明できるのだろうか?

寺田屋騒動で色々勉強されたと答弁されているが、行政が発信する情報って部分については全く改善されていないように感じる。行政として責任を負えない情報は発信すべきでは無い。

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