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よっぱ、酔っぱ。ただの酒飲みでよっぱなヲイラの戯言です。

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吉田屋事件。

Category : 歴史

へぇ、幕末の東三本木でこんな事件があったんだ!


【ここから続き】

20100102001

河原町商店街振興組合さんが発行されているマップ。

幕末・維新マップ 龍馬が駆けた河原町

8 桂小五郎 幾松寓居跡

現在も料理旅館として営まれている「幾松」。東三本木(丸太町橋西北)の芸妓幾松(のち桂小五郎夫人)と小五郎のロマンスが有名である。当時の遺品や掛け軸などがあり、時代を偲ばせる。幾松が単身踏み込んできた新撰組隊長の近藤勇から小五郎を守った「吉田屋(東三本木の料亭)事件」があった。必死の面持ちで乗り込んできた近藤勇に対して、少しも騒がず何くわぬ顔で「京の四季」を艶やかに舞い続けて小五郎を逃がしたのである。近藤もまた幾松の肝っ玉に感服し、その場をだまって引き上げたという。

芸妓幾松と小五郎のロマンス」「当時の遺品や掛け軸」なんてのは今さら書くのもアホらしいし置いといて。

旅館幾松が発信している新撰組の物語を「これは東三本木であった出来事で旅館幾松での話では無い」と完全否定し、しかもその物語を「吉田屋事件」と名付けて今後広めようとしているんだから、ある意味凄いよな…。

一応河原町商店街振興組合さんに確認してみたんだけど、監修(河原町商店街振興組合さんはあくまで「編集」と拘っておられたけど)は、「京都産業大学日本文化研究所」の森幸弘という方らしい。「マップの内容については組合事務所ではわからないので森さんに聞いてください。」って事だった。

って事で森幸弘という名前でぐぐってみたけど、「下関市立大学経済学部国際商学科教授」の森幸弘さんか、「NPO法人 京都観光文化を考える会・都草」さんのブログの「深草トレイル完成イベント つれづれ深草ぐるりん歩(09/2/28)」で紹介されている会員の森幸弘さんぐらいしか見当たらない…。

誰であっても大差無いんだろうけど、とりあえず幾松に関するその話ってたぶん伊藤痴遊が最初に書いたんじゃ無いかな?と思ってる。伊藤痴遊の本っておもしろいけど決して史実を書いてるわけではなく、どちらかと言えば講談に近い感じで、面白おかしく脚色された読み物だと思う。信頼できる史料で幾松に関するその話が出ているのって見たこと無いや。

それをさも史実であるかのように客に紹介する幾松も幾松だけど、さらに輪をかけて「吉田屋事件」なんて呼び方で紹介する森幸弘氏もね…。

ついでに。

幕末・維新マップ 龍馬が駆けた河原町

7 佐久間象山 大村益次郎 遭難之地碑

佐久間象山

騎乗して住まい近くまで来た時、ここで肥後の浪士らに切りつけられた。

住まい近くまで来た時」って事は、「ここ」が帰路の途中であるって事なんだよね。遭難地は現在の御池通りより北、寓居は南。ってことは二条から下がって来た事になる。

通説となっているのは従者である坂口義次郎の手記に書かれた三条木屋町を過ぎたところで斬られ、馬が暴走しこの地まで来た時更に追っ手に斬られたって説。つまりは三条から寓居に向かって北上していた事になる。それまでの行動については様々だが、京都市教育会や財団法人象山神社奉賛維持会も上記の説を採用しているし、門人花岡敬藏の日記でも「本覚寺(寺町五条 or 寺町仏光寺)の帰り」とあるので同じだろう。

余談になるけど花岡敬藏の日記を読む限りでは、偶然が重なったんだろうね。二人いた供侍の内一人は先に帰らせていて、もう一人が急病になったため草履取を付き添わせ、象山には馬丁ただ一人。しかも馬丁が少し遅れていた時だったから、象山一人の瞬間だったみたい。全員揃っていたら傷を負ったとしても目と鼻の先にある寓居に辿り着いていただろうし…。

幕末・維新マップ 龍馬が駆けた河原町

7 佐久間象山 大村益次郎 遭難之地碑

大村益次郎

守旧派武士達の反感をかい、ここで襲われ、大阪へ運ばれたが、その後亡くなった。

遭難碑の場所で襲われたなんて説は初めて聞いた。「象山先生遭難碑」「大村益次郎卿遭難碑」はあるけど、どちらも遭難之"地"碑では無いからね。遭難之地と遭難之碑の違いを理解していないんだろうな…。

なんかいい加減な解説ばかりだよな…。孫引きのつなぎ合わせだけで書いたんじゃ無いの?と疑ってしまう。「京都産業大学日本文化研究所」の森幸弘さんて何者なんだろ???

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