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よっぱ、酔っぱ。ただの酒飲みでよっぱなヲイラの戯言です。

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墓参りに拝観料。

Category : 歴史

ちと不思議…。


【ここから続き】

京都では神社仏閣に拝観する際、拝観料を支払う事は普通にある。例え歴史遺産では無くとも、敷地に入る事で特別な空気・時間を体感できるのであれば何ら違和感を覚えない。しかし拝観では無く墓参りをする場合に何らかの名目で料金を徴収される事には疑問を感じる。

具体的には京都霊山護国神社。

現在入山する際は理由を問わず拝観料として300円が徴収される。先祖の墓地がある家族へ入山許可証が発行されているとは聞かない。墓地はあくまでもうでるものだし、墓を拝観するとは呼ばないし思いもしない。

これって他の方にとっては普通の事なの?と感じたので、あれこれ調べたら古い京都新聞の読者投稿欄を発見。

1989年(平成元年)7月11日 京都新聞

「拝観料」どうして… 護国神社に竜馬らの墓

京都東山区の護国神社に久しぶりに行きました。坂本竜馬ら志士たちのお墓にお参りしたいと思い、お墓への山道をのぼろうとしたところ、山道の入り口で二百円の拝観料をとられました。子供のころは、自由にお参りできたと思います。神社は志士たちの墓とどんな関係があるのでしょうか・また、どうして拝観料をとるようになったのですか。

(京都市西京区 主婦池田勢津子・41)

(以下編集部より)

京都霊山護国神社に尋ねました。

それによると、同神社はもともと「霊山官祭招魂社」といい、明治元年に時の政府が、維新に功のあった志士たちの霊をまつるために設けたものです。

ただ、当時、社殿はなく、坂本竜馬や中岡慎太郎ら志士たちの墓のある場所が招魂社とされました。その後、昭和十四年に本殿や拝殿などが建てられると共に、名称を京都霊山護国神社に変更。戦後の一時期、京都神社と改称しましたが、現在は宗教法人「京都霊山護国神社」として引き継いでいる、とのことです。

同神社は拝観料について「神社のいきさつを知っていただければわかるように、志士たちの墓は社有地です。また、観光客の増加で、お墓の周囲が痛みがちなので、五年前から参拝者に一人百円頂き、山道の整備や清掃費用に充てています。事情をご理解下さい」とのことでした。

1989年(平成元年)7月22日 京都新聞

竜馬が嘆く! 墓参の拝観料

三鷹市・宮地佐一郎(坂本龍馬研究家・56)

坂本竜馬は、毎日全国から訪れてくる青少年たちへ「申しわけない」と墓の下でつぶやいているにちがいありません。霊山墓地入り口では、小学生以上なら二百円の入墓(入山参拝)料を支払わされ、線香代は別に百円です。墓地には百数十年来、中岡慎太郎、木戸孝允夫妻から吉村寅太郎ら天忠組や池田屋事件で闘死戦死した大勢の若者が、何百人もねむつています。

竜馬生誕百五十年の昭和六十年に、線香マッチ付きで百円の入墓料が始まり、昨年四月から現在のようにアップされました。墓所は本来もうでるもので、神社仏閣のように拝観料を取ることは言語道断です。京都の池田勢津子さんが「拝観料どうして」(七月十一日夕刊、ひろば)というのは当然です。

墓参のため竜馬たちに会いにやってくる小学生にまで金を取ることは、人のため世のため、無償の心で働いた竜馬が、もっとも悲しみいやがることです。

東京では高輪の泉岳寺が、線香を求める人だけ二百円で、入墓代を取ることはありません。もし墓地の石垣や石段の修復金が必要なら、篤志家に寄付させて下さい。竜馬を安らかにするためなら、そのようなファンはいるはずです。金を使って東屋(あずまや)や施設を造らないで、元の幽邃(ゆうすい)な雰囲気でよかったのです。地下で顔をしかめている竜馬が見えます。希望者だけに線香代を頂いて、入墓料の撤廃をお願いします。

1989年(平成元年)11月7日 京都新聞

竜馬記念館に期待ふくらむ

堺市・西沢義郎(公務員・39)

十一月十五日、竜馬暗殺。また、その日が来た。今年はうれしいニュースを墓前に伝えたい。土佐の高知に、心待ちの竜馬記念館がいよいよ来年から建設に入る、というのである。

竜馬の死は幕末の頂点にある。おりに触れ、人は、あるいは時代は、しばしばそんな時代にある者を呼び寄せ、夢を託す。それが未来への展望につながり、現代は歴史である、歴史は現代であることを知っているからにはほかならない。竜馬人気もまた、その例にもれない。

ところがどうだろう。竜馬の眠る霊山の奥津城は、多くの維新の志士、戦没者の英霊が眠っているにもかかわらず、参拝の心を求めず、子供からさえも拝観料をとり、線香代を押しつけ、竜馬墓所が見せ物化している。これはおかしい。「あしは金のなる墓ではないぜよ」という竜馬の声がする。かわいそうでならない。

さらには、願い事や決意が書かれた奉納敷石が売られているが、この敷石が参拝者の土足のもとに踏みにじられるのも問題だ。

こうした竜馬人気にあやかった心貧しい精神とはうらはらに、土佐では未来に向かって記念館建設に燃えている。意義ある希望の竜馬記念館に期待してやまない。

1989年(平成元年)11月11日 京都新聞

何とも残念な竜馬墓所批判

中京区・西尾秋風(立命館史学会館・67)

今月十五日の竜馬祥月命日を目前にして、堺市の西沢義郎氏が当欄に「竜馬記念館に期待ふくらむ」と題する一文を寄せられ、「竜馬の眠る霊山の奥津城は、多くの維新の志士、戦没者の英霊が眠っているにもかかわらず、参拝の心を求めず、子供からさえも拝観料をとり、線香代を押しつけ、竜馬墓所が見せ物化している」と批判、さらに「土佐では未来に向かって記念館建設に燃えている。意義ある希望の竜馬記念館に期待してやまない」と結んでおられる。

父祖三代にわたり、京洛の地に永住する私としては他府県の人から、かかる耳痛い言葉を聞かされるのは、何とも無念の至りである。

思えばわが京都は、坂本竜馬が、その政治的生命を賭(と)して闘ったひのき舞台であり、さらにまた、それは、志半ばにして万斛(ばんこく)の恨みをのみ、暗殺剣に倒れたおん念の町でもある。高知出身の作家宮地佐一郎先生いわく「京都は、坂本竜馬の魂のふるさとです。脱藩の身で全国的な仕事を成し、その臨終の地で丁重に葬られている彼は、幸せです。そして百年後の今日も、竜馬墓を大切にまもりつづけてくださる京都のみなさまに、郷党の後輩として、厚くお礼申し上げます……」と。合掌。

投稿者の「三鷹市・宮地佐一郎(坂本龍馬研究家・56)」、「中京区・西尾秋風(立命館史学会館・67)」両氏は龍馬研究では有名な御仁。

ヲイラは霊明神社に祖先の墓があるから、霊明神社側から参っている。当然拝観料なんてものは取られない。霊明神社から入れば墓参り、護国神社から入れば拝観。同じ墓地であるにも関わらず入り口が異なると目的を勝手に変えられ有料になるってのはどうも解せない。

国内で墓参りするのに線香代・卒塔婆料では無く、拝観料という名目で料金取られる神社仏閣って他にあるんだろうか?もしご存知であるならご教示ください。

ヲイラは宮地氏の「もし墓地の石垣や石段の修復金が必要なら、篤志家に寄付させて下さい。」に激しく同意する。それに「山道の整備や清掃費用」のために徴収された拝観料が他に流用されている疑いが高いって話も複数のルートで聞く話。

でもって最近ちと聞いた話なんだが、どうも霊明神社側の入り口や参道に、護国神社が監視カメラを設置したとか。信用できるルートからの話なんで間違いは無いと思ってはいたが、念のために確認に行ったところ事実であった。

「拝観料を支払わないために霊明神社側から入場している人がいるのでは?」「霊明神社が意図的に入場させているのでは?」ってな疑念からなんだろうけど、いくら何でもやり過ぎでしょ。

元々龍馬や志士達の葬儀・埋葬を行ったのは霊明神社なんだし、現在護国神社の土地になり管理しているといっても、監視カメラまでつけるかね。拝観料の事しか考えていないとしたら残念だね。

知り合いの神社関係者から聞いたんだが、神社本庁の総会でも「護国神社の拝観料については問題があるのでは?」と話題になっていたようだし。昨年生咲家が墓参りした際も拝観料を徴収されたらしい。護国神社に電話で確認すると「木戸孝允・松子夫人のお墓については木戸家から管理の全てを任されています。」って答えだった。木戸家から任されているから例え生咲家の人間であっても金は取るって事みたい。

なんとなくだけど墓参りに関する護国神社の考え方が見えてこない気がする。

コメント

拝観料

はじめまして。
いつも興味深く読ませて頂いております。
拝観料の件ですが、うる覚えでいくつかあった気がします。
・京都・壬生寺のお墓
・手塚治虫の墓がある東京巣鴨「総禅寺」
・次郎長の墓がある静岡の「梅蔭禅寺」
それぞれ、目的があるのでしょうが、とりあえず思い出したものを挙げさせていただきました。
ご参考いただけましたらと思います。

  • 2010/11/12(金) 06:42:22 |
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